交通事故の示談

交通事故では慌てて示談に応じると大損することが多いという話をしよう。

加害者側の任意保険会社は、治療が落ち着くと症状固定の診断をもらうことを急かし、早急な示談に動いてくる。

結構大きな金額を示されるので、治療費がかかり、仕事にも行けていない身では心が動く。

その金額が相場に照らして妥当なのか、疑念を抱きながらも、示談に応じそうになる。

だが、多分その金額は相場より大幅に安い。

半分とか、1/3とか、あるいは1/4かも。

相手は早く示談をまとめたがっている。

被害者が交通事故保険金について調べ、知恵をつけ、弁護士を頼んだりする前に、引き返せないハンコを押させたがっている。

慌てて応じて得な事は何もない。

自分で勉強してみるのもいいが、結構むずかしいから、やはり弁護士に間に入ってもらうのが正解だ。

以上は民事の話だが、加害者の雇った弁護士が示談を持ち掛けてくる場合がある。

これは刑事事件の場合だ。

事故原因が加害者の悪質な運転で、危険運転致傷罪などが予想される時、刑の軽減のためにやる作業だ。

示談が成立していれば和解済みとみなされ、不起訴になったり、求刑が軽くなったりする可能性がある。

だから相手に厳罰を求めているなら、示談に応じてはいけない。

いずれにしても、慌てて示談に応じて良いことなど何もないのだ。

自己破産にまつわる誤解

21世紀の現代においても自己破産は誤解されているケースが多い。

戸籍に記載されるとか、解雇されるとか、周囲の人間に知られて蔑まれながら暮らすことになる、とか。

そもそも破産とは何かがわかっていない人も多い。

破産とは返済不能に陥った人の財産を換金して債権者に分配することだ。

破産申立てをすると弁護士が管財人に指名され、その管財人が財産を全部調べ上げ、売っぱらって分配する。

管財人はその売上の中から報酬をもらう。

分配が完了すると管財人は破産の廃止(終了)を宣言する。

ただ、自己破産申立て者の9割は管財人の報酬分の財産さえ持っていないため、破産申立てと同時に終了が宣言される。

これが同時廃止というやつだ。

以上が破産だが、破産が終わった段階では借金は帳消しにはなっていない。

帳消しになるのは破産の後に免責を許可された時だ。

つまり、自己破産を選ぶ時は免責の許可が確実に得られそうな見込みがないといけない。

たとえば借りた金の大半をギャンブルにつぎこんだ奴は免責は得られない。

破産申立てから免責までの所要時間は、同時廃止の場合で3カ月くらいだ。

さて、ひとたび免責を得られたら、借金は帳消しで、その後の稼ぎは全部自分のものになる。

移動・旅行の制限も、職業制限も、郵便物を管財人に全部チェックされることももうない。

あとは白紙の自由な人生が待っている。

10年くらい借金は受け付けてもらえないし、クレジットカードも作れない。

でも、ほかには特に障害になることはない。

自己破産したら人生はどうなるのか?を正確に知っておくのはよいことだと思う。

ほかに選択肢がなくなったら、死ではなく自己破産を選び、ゼロから新しい人生をやり直すのだ。

一番傷の浅い借金整理法

借金なんてしないのがもちろん一番。

でも長い人生の中では、借りる以外どうしようもないこともあるし、ついつい借りすぎて返せなくなることもある。

そんな時の対処法を何も知らないと、自己破産しなくても済むのにしたり、首を括らなくても大丈夫なのに自殺したりしてしまうぞ。

ちょっと勉強しておこう。

借りた金を返すのは人として当たり前。

だが、これは相手が合法的存在の場合だけで、闇金の場合は元金さえ返済の義務はないことが最高裁判決ではっきりしている。

(だからと言って、闇金を詐欺にかけてやろうなどと試みるのは自殺行為。相手は闇の世界のプロだ)

闇金の話は長くなるので、機会を改めることにして、ここでは相手がまともな人間・業者の場合を考える。

当然、借金は返さないといけないのだけれど、本当にどうしようもない時は勘弁する仕組みが法律でできている。

これを債務整理といい、任意整理、個人再生、特定調停、自己破産の4種類ある。

任意整理はこの中で一番傷が浅い債務整理方法だ。

金利さえ免除してもらえれば3~5年で返せそうなら、任意整理を選択するのがよい。

家も車も失わなくて済むし、誰にも知られない。

これは弁護士や司法書士に頼むんだけど、法律家にもテキトーなのがいるので気を付けて。

家族に一部助けてもらうなど、一工夫すれば任意整理に持ち込めるのに、面倒くさいから自己破産にしてしまうやつがいる。

自己破産が人生の終わりではないけど、それなりにデメリットも大きいから、可能なら避けた方がいい。

任意整理、この言葉をよく覚えておこう。

汗ばむ季節に向けて

「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言うけど、本当にその通り。

飽き飽きしていた冬の寒さが緩み、ようやく春がきた。

で、この季節になると毎年よく売れるものがあるという。

除毛・脱毛商品と臭いケア商品だ。

5月以降の肌露出が高まり、汗ばむ季節に向けて、毎年3月スタートでみんなが頑張り始める。

デオドラント商品というと肌に直接塗るクリームやスプレーがメイン。

汗っかきの人や腋臭の人は、特に念入りな対策を打つ。

しかし、昨今、社会全体で体臭というものに対する嫌悪感、警戒心が高まっている気がする。

その象徴が香料入りの柔軟剤。

自分も使ったことがあるが、服から絶え間なく特に好みではない匂いが発せられることに強い違和感を覚えた。

フレグランスを使う人はバッティングするのでNGだと思う。

周囲の人の服から発生する匂いにストレスを感じ、身体症状まで出てる人がいるらしいので、今の柔軟剤の方向性はいかがなものかと思う。

やはり、1に清潔の保持、2に体質に合ったデオドラント対策、3に個性と好みに合ったフレグランスがにおいケアの王道ではないだろうか。

事故で障害が残ったら

滅多にないことだが、不幸にして遭遇してしまう災難というものがある。

交通事故はその中でも比較的確率の高いものだ。

事故に遭ってしまったら、やはり何よりも保険金。

相手の謝罪も必要だが、そんなもので被害者は食っていけない。

最終的に大事なのはやっぱり金だ。

さて、保険金の額が弁護士が入るかどうかで大幅に変わることが多いのは、案外知られていない。

その理由はいくつかある。

請求金額の水準に定めがなく、保険会社は安い自賠責基準に近い額でケリをつけようとするが、弁護士なら判例に基づく高い弁護士基準で交渉できるということがまずある。

損害賠償請求額を大きく左右するもうひとつのポイントは交通事故の後遺障害等級認定だ。

ムチウチなどの場合、等級認定を受けられるかどうかで金額が大きく変わる。

等級があれば、後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益という金額の大きい費目を請求できるが、等級ナシならその請求もないからだ。

私も勉強してこういうことがわかるようになったが、事故に遭って入通院している人が弱った心身でにわか勉強するのは無理。

そんなわけで、事故に遭う前に交通事故に強い弁護士を見つけておくというのも、有効なリスクマネジメントかなと思うようになった。

読者はいかが思われますか?

探偵業界について調べてみた件

この間、ちょっとしたきっかけがあって探偵業界に興味を持ってしまい、調べてみた。

ネットで調べてもなかなか信用できそうな業界情報が見当たらない。

アマゾンで検索してみても、探偵業界に関する本というのはほとんどない。

だいぶ検索を繰り返して、やっと状況がつかめてきた。

まず、探偵を始めるのに必要なものは公安委員会への届け出だけで、書類の形式が整っていれば受理され、審査とかはないらしい。

免許も資格もないし、実務経験を証明する必要もない。

もちろん学歴もいらない。

だから毎年、おおぜいの人が参入する。

そして辞めていく人も多い。

そういうわけで、業界は個人業者、零細業者中心の乱戦業界らしい。

それでも、やはり有名探偵社、大手探偵社というものはいくつかある。

そして、免許とかはないけれど、というかないからこそ、実力の差は大きいらしい。

業界情報がわかったところで、ふと思った。

探偵になる人はどういうきっかけで探偵になるんだろう?、と。

機会があったら、本物の探偵に会って話を聞いてみたい。

結婚詐欺師

先日、テレビを見ていたら、結婚詐欺師を追い詰めるドキュメンタリー番組があった。

探偵がチームで張り込み・尾行などして、相手の行動を追跡していく。

たしか原一探偵事務所という探偵社だった。

探偵たちが女性に言っていることと食い違う点の証拠を押さえ、最後に弁護士が証拠を突き付けて観念させるという内容。

感心したのは、詐欺師が最後の最後まで言い逃れをしようとしたところ。

ボクシングだったら、コーナーに追い詰められてボコボコにされてるのに倒れない、みたいな感じ。

まあ、スポーツの場合と違って、褒められたことじゃないことを頑張っているわけだが。(笑)

自分の身の周りにはいないし、これまでの人生で会ったこともないけど、詐欺師という人種がいて、詐欺師のカモという人種も実際にいるのだなあ、と感慨深い。

番組では被害者は女性だった。

婚期を逃した女性をターゲットにした結婚詐欺は昔からある。

しかし、最近はモテない独身中年男性をターゲットにした女性詐欺師もいるようだ。

工場勤務みたいな奴でも、まじめで遊ばないなら、数百万円くらいの貯金はあるもの。。。。

それを一発で吸い取るらしい。

また、資産のある老人男性をターゲットにした後妻業というのもあるとか。

生物の世界でも多様な種がいて、多様な捕食関係を築いているが、人間も同じだなと思う。